hisomaのブログ

ハーレー乗りの親子ブログ

hisomaのブログの新着ブログ記事

  • 鉄馬と僕と父さんPart12

    走りだした鉄馬は縦に交互に並び走る。 鉄馬乗りは基本的に自己満足の世界だと思っている。それだけで楽しい。風を肌で感じいると街並みは緑の匂いがする山並みに変わっていた。街道をどんどん山の方へ進んで行った。 走りだして1時間が過ぎても未だ気分は良好だ!

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  • 鉄馬と僕と父さんPart11

    準備が整い先頭は父さん。駐車場から1台1台と次々と県道に走りだして行く。その姿はまるで野に放たれた馬が一斉に走り出す光景に似ている。その馬群に遅れを取らないように私も走り出した。風が気持ちいい。この感覚は鉄馬だけではなくバイクに乗るものが感じる事が出来る風との一体感。この一体感がたまらない。そして... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart10

    父さんが白い鉄馬に跨り私の近くに寄って来た。そして、僕の鉄馬の横に停めた。 「おう!」と一声、父さんが声をかけてきた。 私も一声「おはよう。」と返した。 僕の鉄馬を父さんが見るなり「しっかりと荷物を積んでるじやないか。」と言うと私は「苦労したよ。なにせ初めてのだからね。」とたわいもない話をしている... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart9

    待ち合わせ場所に着くまで荷台に乗せた荷物が気になって仕方がなかった。なにせ初めての荷物を積んで走るのだから走ってる最中に落としたら大変だど思い信号待ちで何度も確認した。 無事に待ち合わせ場所に到着したが鉄馬から降りて荷物の再確認をした。大丈夫のを確認しコーヒーを飲んで父さんと今回一緒に行く仲間を待... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart8

    忘れ物はないかルートは大丈夫かと色々と日中は慌ただしかった。 興奮で家族との会話も弾む。晩御飯を食べている時、嫁から「明日は何時に行くの?」と質問された。私は「朝の5時に出る」と告げた。 明日も早い為、いつもより早めの就寝についた。目覚まし時計の針が午前4時頃に目が覚めた為、早々と支度をし外に出た... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart7

    話を戻していきたいと思う。 ぼくの鉄馬を囲むように父さんと色々と今度、どこに走りに行こうかとたわいもない話で盛り上がった。父さんはキャンプツーリングにはまっていた事もあり秋口にキャンプツーリングに行くこととなった。色々と話をして行くうちに興奮を抑えることができなくなっていた。 「早く行きたい」とい... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart6

    僕たち家族は決して裕福な家庭ではなかったと思う。両親は若くして結婚し翌年には双子の息子が産まれた。その子が僕だ。 両親は互いに地方から就職の為、誰の支えなくやらなくてはならない。今、思えば大変だっただろうと思う。特に母親は知らない土地で双子を育てないといけないのだから。本当か事実かはわからないけど... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart5

    鉄馬から伝わってくる鼓動を感じながら、父さんのびっくりする顔を思い浮かべ走らせた。 そうこうしていると、目的地の実家へついてしまった。鉄馬は大きく、そこから出される鼓動の音も大きいい。父さんも鉄馬乗りだからすぐにわかる。降りる準備していたら「ガチャ」と玄関の扉が開いた。すると父さんは驚きと嬉しそう... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart4

    この愛しの鉄馬は、僕の操作次第では速くも遅くもなる。当然のことながバランスさえ悪くすると転げ落ちる事だってある。 慎重に走り抜けていた。しかし、信号待ちの時、気を緩めたわけでわなくグローブをはめなおしていたその時、スローモーションのようにゆっくり右の方に倒れていった。いわゆる立ちゴケである。この時... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さんPart3

    朝、目が醒めるとカーテンを開け天気の様子を伺った。 「よし今日も快晴だ」と思わず口に出してしまった。リビングに行くと既に朝食が用意されていた。 自分のガソリンを満タンにし愛鉄馬のある駐車場へと足を運んだ。 カバーを外すと昨日と変わらず朝日を浴びた鉄馬は黒く輝いていた。 僕はおもわず「今日もよろしく... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さん (Part2)

    黒く輝く鉄馬に乗り家までの帰路に着いた! 昔、テレビで見た鉄馬の番組を見て、ぼくは絶対に乗ってみせると思い長年思いを募らせていた。その前に、父が乗っているのを見て、物凄くカッコ良かった!それからだと思う、いつか父と一緒に同じ風を感じて走りたいと強く思った。鉄馬を手に入れた事は、まだ父に内緒にしてい... 続きをみる

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  • 鉄馬と僕と父さん

    ある晴れた日、僕の目の前に黒く輝く鉄馬が。 遂に、夢だったものがきた! 僕は興奮で抑えきれない気持ちが空にでも伝わったのか、今年1番の晴天だ! 早速、これから僕の相鉄馬に跨った!「ヒヒィー」と鳴くように鉄馬から鼓動が伝わってくる。

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