hisomaのブログ

ハーレー乗りの親子ブログ

鉄馬と僕と父さんPart6

僕たち家族は決して裕福な家庭ではなかったと思う。両親は若くして結婚し翌年には双子の息子が産まれた。その子が僕だ。 両親は互いに地方から就職の為、誰の支えなくやらなくてはならない。今、思えば大変だっただろうと思う。特に母親は知らない土地で双子を育てないといけないのだから。本当か事実かはわからないけど父は多趣味な方でよく遊んでいたらしい。

休みになると朝早くから海へ出かけサーフィンをしていたのは記憶がある。それでなのか、子供全員もがサーフィンを楽しんでいる。父の背中をみて育ったからかもしれない。

今の子供たちは、オモチャを沢山持っている。

羨ましく思う。僕たち兄弟はオモチャを多少はあったものの比べれば比較にならないほど少ない。だからこそ、年に1回あるか無いかのオモチャを買ってくれる時は人が思うほど以上に嬉しかった。だからこそ記憶にも残る。父とは小さい頃によく風呂に一緒に入っていた。

毎回、思っていた事は父の背中は広くデカく感じていた。きっと他の人が見たらそうでも無いかも知れないが、僕には凄く大きく広い背中だったのだ。それは年老いた父をみても今でも同じだ。だからその背中を追って生きてきたのだろう。話しが色々と飛んでしまって申し訳ないが、ここで言いたいのは父とは厳しく時には優しく大きいという事。でも、そんな父と今では同じ趣味を楽しめる存在である。