鉄馬と僕と父さんPart3
朝、目が醒めるとカーテンを開け天気の様子を伺った。 「よし今日も快晴だ」と思わず口に出してしまった。リビングに行くと既に朝食が用意されていた。
自分のガソリンを満タンにし愛鉄馬のある駐車場へと足を運んだ。
カバーを外すと昨日と変わらず朝日を浴びた鉄馬は黒く輝いていた。
僕はおもわず「今日もよろしくな。」と呟いた。
早速、家に戻り事前から用意していたバイカーズスタイルに変身した。鏡をみてニヤリ。自然と出てしまうものだ。出発の用意も出来き玄関でブーツを履いていると、妻と子供が見送りに来た。妻が気を付けてねと一言。僕は安全運転で行ってくる。と返事をした。
今すぐにも走りたそうな鉄馬に跨り命を吹きかけた。ブルルン、ブルルンとマフラーから渋い音を立てた。安全確認をし草原を駆け抜けるよう走り出した。
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